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第四話 江本勝の、愛と感謝の循環旅日記
2002年 11月13日(水)
前日のお昼ごろサンパウロをたってアルゼンチンの首都ブエノスアイレスへ。空港には前回ウルグアイに来たときにお会いしたダナさん(フラワーオブライフのデュンバロ先生のお弟子さん)と通訳の青年ニコラス君が待っていた。
相変わらず強烈なダナさんのハグの後、私たちはホテルへ向かったが、ホテルに着いたら大事なスーツケースが1個足りない。飛行場の玄関のところにおいてきてしまったのだ。私は疲れていたので荷物担当の妻とダナさんたちが約40分かかる道のりをまた戻り、探しに行った。
大不況といわれているこのブエノスアイレス、もうだめかもしれないと思い彼らは戻ったのだが、私はなぜか必ず出てくるであろうという予感があった。そしてそれはその通りとなった。ダナさんがアンビリーバブルといいながら荷物を手にして帰ってきたのは、なんだかんだと2時間後であった。2000年の3月以来、もう15回ぐらいのセミナーツアーだが、いろいろトラブルに巻き込まれかかるが、結果として何も無い。どうも神様に守られているような感じがする。
しかし、今回はもうひとつの大きなトラブルが発生した。翌日セミナー会場の日本庭園のホールに行って、準備をし始めたらとたんに妻の顔が曇り始め、なにやら必死の形相となってごそごそとバッグの中を探している。どうしたの?と聞くと
"連結コードが無いんです (;^_^A "という。
えっ、それは大変だ、コンピューターとパワーポイントを連結するコードが無いということは、スライドを上映することができないということだ。結果的に無い。前のサンパウロの会場においてきてしまったようだ。"ほんとにもうー、いつもこうなんだから"と心の中で思いながら、ここは冷静にと自分の体制を作り直す。カルロス君のお兄さんでダナさんのビジネスパートナーであるゴンザレスさんを呼んで事情を話し、何とか市内のコンピューター家さんでその部品を探してきてもらうようにお願いする。そのとき、セミナー開始前40分。ゴンザレスさんにすべてを託し、後は神に祈るしかない。
彼が捜し求められなかったときのことを想定しながら私はセミナーを定時にスタートした。幸か不幸か、来場者が50人ちょっとしかいない。最悪の場合、コンピューターを2つ持ってきているのでそれを妻と、カルロス君に掲げてもらうことにして始めたのだ。
いつもより前口上を長くし30分ぐらい喋った。と、そこにゴンザレスさんが戻ってきた。ちゃんと部品を手にしている。でも何せここはアルゼンチン、適正な部品かどうかは分からない。妻が緊張した面持ちで連結する。繋がった。!! またまた、神に守られたのだ。\(^o^)/
何かハプニングが起き、それが何とかしのげたときはお互いの人間関係がより深くなる。ゴンザレスさんとカルロス兄弟はこれからも私と仕事をしたいと、強く握手を求め、それが印象に残ったブエノスアイレスでのセミナーであった。
ちなみにブエノスアイレスとは(きれいな空気)という意味だそうで、確かにサンパウロやリオデジャネイロと違って悪臭は無かった。しかし排気ガスの量はだいぶあるようだった。またうわさされるような経済の混乱というものは感じられず底力を充分に持っているように私には感じられた。一部の人がアメリカの為替政策で躍らされている一時的な現象のように思う。
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