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第六&七話 江本勝の、愛と感謝の循環旅日記
11月21日〜22日
パリを19日に発って娘のいるオランダアムステルダムへ、私的には初めての初孫を4ヵ月後に生んでくれる娘の陣中見舞い、公的には二つのセミナーに参加のためだ。娘はすこぶる元気、おなかがだいぶ大きくなったのでもちろん妊婦らしいのだが、それが無ければまったく普通、いやそれ以上に仕事の面で大きな成果を上げて私を待っててくれた。
3年前に娘がオランダにいるということで、"水からの伝言"をヨーロッパで普及する目的で"波動パブリッシング"という会社を設立し、娘に代表者をやってもらっているのだが、ここにきてとても意欲的になってくれて、なんとフランス語版、オランダ語版、イタリア語版と立て続けに3つの本を出版してくれていたのである。これには私もびっくりし、感動した。初孫の妊娠の知らせを聞きとてもうれしく思い、同時に仕事のほうはしばらくお休みさせなくてはな、と思っていたからだ。やはり自分が母親になるという意識が仕事に対しての意欲を急に盛り上げたのだろう、女性とは凄いものだ。
2つのセミナーのうち一つはその娘が企画したものだ。オランダ語版出版を記念して空港近くの1流ホテルでそれは行われた。おりしも昨日から、IHMトレーディングの尾竹君と次男の博正が合流、家族で外国でセミナーを主催できるなんて、本当に幸せものだとまたまた思う。
22日にはハーグの先のデフォルトというところに有る、IHE(国際水教育機関)より招かれて講演を行った。行ってみて驚いたのだが、そこは主として南半球諸国の若い水関係研究者・技術者を養成する機関ですでに50年近くの歴史を持つ大組織であったのだ。オランダの治水技術を世界の後進国の人々に伝授する機関だ。そしてその日は念願のユネスコへの傘下入りが決定したお祝いのセレモニーの日で、海外の要人としてはゴルバチョフ氏も招かれていたのだった。(実際は代理出席であったが)ほんとにもう吃驚することが多い。
11月23日(土)
23日にオランダを今度は4人で離れて、ミュンヘンへ。空港にはコーハ出版社(私の本のドイツ語版を出版してくれている会社)のコンラッド社長が迎えに来てくれていた。いよいよ今回のメインテーマ、ドイツセミナーシリーズの始まりである。
23日はミュンヘン空港から北へ150キロほどにあるアイヒタットという人口14、000人しかいない町でのセミナーであった。マニュエラさんという女性が熱心にセミナーを開きたいというメールを私に直接送ってきてのご縁で開催されることになったのだが、来て見てびっくり、本当に小さな田舎町であったのだ。そういえばコンラッドさんが江本さんはどうしてアイヒタットなんかでセミナーをやるのだろうと言っていたのを思い出した。
果たしてこんな小さな田舎町でいったいどれだけの人が集まるのだろうかと心配になってきたのだが、セミナーの開始時間である夜の8時には、どこからともなく人が集まってきて、なんと500人収容のホールがいっぱいになってしまったのには驚いた。この町には14もの大きな教会があり、そのうちの一つは、いわゆる、HOLLY
WATERで有名で、信心深く水に関心のある方が多いことが偲ばれ、セミナーも感動のうちに終わったのだった。セミナーを開く時、その町の大きさなどが基準となるのではなく、やはりオルガナイザーの人柄、熱意によるものだということをつくづく教えられたのだった。
11月24日(日)
今日はいよいよ波動シンポジウムの日。半年前にミュンヘンを訪れた時にコンラッドさんたちと相談して日本語の"波動"をそのまま冠したシンポジウムをやろうということになり、今日がその日なのだ。場所はアウグスブルグといってミュンヘンから北西へ300キロほどのところ。やはりどこでもそうだが主催者は会場探しに苦労され時にはだいぶ離れた場所を選ばなければならない時もあるようだ。
コンラッドさんと、もう一人の主催者バウアーさんのご努力で、そのように遠方なところにもかかわらず、約900名あまりの人が朝からのシンポジウムに来てくれた。入場料も100ユーロ(約12、000円)と結構高いのに、有難いことである。
スピーカーは私の他に3人いて男性一人、女性2人の組み合わせで、まさに波動そのもののような人たちで、来場者は私の話も含めて1日を充分に楽しまれたようで、初めての試みは大成功裡に終了したのだった。特に6時から行われた"水に祈る"の場面では、参加者全員がイスラエル地区に対しての雨乞いの言葉と祈りの発信を私の指導の下に参加され、その真摯な波動は、翌日大変なニュースをイスラエルの友人から頂くことになるのである。
11月25日(月)
朝二日酔いの寝ぼけ頭でメールを開けると(昨晩波動シンポジウムの成功を祝って少し呑みすぎてしまった)、愛感謝プロジェクトの根本事務局長から二日酔いをいっぺんに醒めさせるようなメールが入っていた。今度の愛感謝のプロジェクトの現地での協力者であるサリー女史からメールが入ってきて、それは"イスラエルに雨が昨晩降りました。もう何ヶ月もの間まったく雨が降らなかったのに。奇跡が起きました。ドイツの皆さんありがとう!!"という内容だったのである。アーっ神よ、!!\(
~∇~)/
アウグスブルグを10時の列車で立って、私たちはフランクフルトに向かった。3時間あまりの列車の旅はいつも思うのだがなかなか快適だ。駅には主催者の友達のロタ(LOTHAR)さんと、日本人の田島さんという方が迎えに来てくれていた。田島さんとロタさんは信慈秀明会を通して知り合ったそうで、信慈秀明会といえば私も5,6年前からのお付き合いがあり、ここでもまたと、不思議な思いをした。
ロタさんは先日までエジプトのカイロに出張で行ってこられ、現地で有名な水の研究者と会い私の話に成ったこと、そして来週彼に会うと話したらぜひエジプトにも来てほしいと伝えてくれと頼まれたことを私に話してくれた。こんなふうにして、私の次の旅は決まってゆくのである。
夜8時からのフランクフルトでの2回目のセミナーは350名の会場がいっぱいになり皆さんお喜びいただいての幕となったが、会場に着いた時、いつもドイツのセミナーでは一緒に回っているヨルク君の顔を見つけてイスラエルの雨のことを話すと、とたんに顔がくしゃくしゃとなり、今にも泣き出しそうに、"鳥肌が立ってきたよ"と言っていかにも僕の後をついてきてよかったかを噛み締めている様子であった。
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