肌を回復させる力のあるオイルが
韓国にあると聞きました
「オイルは肌につけるとベタベタすると思いの方は多いですね。でも杏仁オイルなら、スッとなじんで肌の上で水分と乳化するんです。保湿膜となって肌を潤し、やわらかくしますから、下から新しい肌が上がってくるのを助けて、おまけにUVケアまでしてくれるのです。その力はほかの化粧品では代用できないと思います」
韓国のエステ界で珍重されてきた杏の核(杏仁)の手しぼりオイルを、日本ではじめて杏仁オイルとして売り出した矢野紀恵子さんは語ります。
「何をやっても肌はよくならない。目の周りのくすみ、小さなブツブツ、ちりめんジワ…、焦っていました。若いころに使った鉱物系のクリームのせいもあって、年齢とともに、加速するように肌が衰えていくのを感じたからです。電車で隣に座った女性から”いい化粧品あるけれど…“と話しかけられるほどでした(笑)」
そんななかで、矢野さんは知り合いから、美しい肌を保つために韓国で使われている杏仁オイルの記事を見せられました。韓方(韓国の漢方)でも使われ、オレイン酸が豊富なこのオイルは、きっと肌を回復させる力があるに違いないと直感したと言います。
結局、日本では同じ杏仁が原料であっても、アプリコットカーネルオイルといった精製を重ねたオイルしか見つけられず、杏仁オイルを探して韓国に赴くことになります。今から10年前のことでした。
それは、薬用にもなる純度の高い
幻のオイルでした
韓国でまず訪ねたのが、雑誌に紹介されていたお医者さんでした。花粉症の治療にも使われていると知り、さっそく指で鼻の中に塗ってみると、くしゃみが出なくなったのです。
「直感が確信に変わりました。これはぜったい欲しいと思ったのです」
ところが、どこを探しても見つからない。なぜなら、一般にはほとんど出回っていなかったから。杏仁オイルとは杏の種を割ってやっと現れる白い核を、1つ1つていねいに手しぼりして、ほんの少ししか取れない貴重なオイル。薬用にもなる純度の高い「幻のオイル」だったのです。
やっと探し当てたのは高級エステに卸していたお店でした。数本をゆずってもらい、日本に持って帰りました。
「最初につけたとき、なんて肌になじむのだろうと。そして気づいたのです。今までは、ブランドや、成分、高級だからと、頭で考えて、クリームや美容液を選んできたと。ほんとうに肌が求めていたのではなかった。私の肌が求めていたのは、これだったのだと。肌が癒されていくのがわかったのです――」
杏仁オイルを販売する会社をつくり
オイルは評判になりました
このオイルに出合ってからが、矢野さんにとっての人生の転機です。50代半ばを過ぎて、日本では手に入らない杏仁オイルを販売するための会社をつくりました。主婦業が主で、会社をつくるのも初めて。競争の激しい美容業界で、まったくの素人の矢野さんが、それでもやろうと思ったのです。
「杏仁オイルは東洋人の肌にもっともなじむオイルだと思います。肌が美しければ、年齢を重ねても、ツヤやかな雰囲気を保っていられますよね。杏仁オイルで日本の女性たちにも、いつまでも素敵でいて欲しいと思ったのです。もちろん、たいへんな冒険でした。でも、使った方がリピートしてくださり、イボまで取れたと評判になり、ここまで続けてこられました。幸せなことです」
ヒマラヤの麓にフンザ王国という小さな国があります。100歳以上のお年寄りが元気に暮らしている長寿国として有名です。大人も子どももこよなく杏を愛し、大切に育て、実から、核(杏仁)から、杏仁のしぼり油までを飲み、肌や髪にオイルを塗っている。長寿の秘密を探るために入ったアメリカの医学調査団は、彼らにガンのないこと、高齢者でも肌がきれいで10歳から15歳は若く見えると報告したといいます。
その後、調査団は杏仁に含まれるアミグダリン(ビタミンB17)が、ガン細胞を破壊するとしてアミグダリンの研究を進め、現在ではガン治療にアミグダリンが使用されるようになっています。
そして、杏仁オイルには、若い人の肌にたくさん含まれるという「若さの脂肪酸」、肌を生き返らせるパルミトレイン酸が豊富に含まれています。そのほかにもオレイン酸など、脂肪酸組織が皮脂にたいへん近く、酸化しにくい最高級オイルといえます。UVケアにもなるので、夜のケアだけでなく、化粧下地にもお使いいただけます。「肌が甦る」という矢野さんの直感は正しかったのですね。
矢野さんが販売するオイルには、美容用としての完成度を高めるために杏仁オイルに月見草、スクワラン、ヨモギエキス、ヨクイニンエキスなど女性の肌によいとされる天然成分を配合。「肌を改善する至福のオイル」と、多くの女性たちに支持され、使い続けられてロングセラーとなっています。
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